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生姜日記
だらだらとたまに日記を。
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2024/05/09 (Thu) 19:29
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2009/11/28 (Sat) 23:48
ずーーーーーーーーーっと寝てて暇なんで、起きてられる時にちまちま文書いてました。
ちまちまなんで思いっきり変になっちまったんですがまぁ良いや上げてしまえ。(←

あっ、そういえば、基がお見舞いにめっちゃ可愛いコムバク文をプレゼントしてくれました!
ありがとよ~(´∀`*)今度アップしますwwwウフフ


↓に、バクちゃんしか出てこない惚気話。
凄く短いけど、ずっとバクちゃんが惚気てる。そうは見えなくても惚気てる。


なんと言えば良いものか。バクは途方に暮れていた。

どうしてああもコムイは愛情表現が豊かなのか。決して、悪い事ではないとは思う。バクとて、愛されることは嬉しい事だ。しかし毎度のように人前で露骨に愛を囁かれ、やたらめったらにスキンシップをとるのは止めて欲しいと願う事も本当だった。
会議前だというのに愛してるだの可愛いだのとバクに投げ掛け、食堂という人気のありすぎる場所で抱き着き、あわよくばそのままキスまでしようとしてくることもあった。
その度にコムイは平然としているが、バクの心臓はのたうちまわり、ジンマシンが出そうになるのを必死に堪え、気ままなコムイの愛情表現をなんとか制止してきたのだ。

コムイは恥ずかしいと思わないのだろうか、と考えたが、すぐに、恥ずかしかったら何もしないか、と考え直した。そして、そんな思考を浮かべるということは自分は恥ずかしいのか、と気が付いた。

彼とはタイプが違うバクは愛を溢れんばかりに表に出されるのも、出すのも苦手だ。盛大に自分を愛おしむコムイに申し訳ない気もした。
当たり前のように愛を告げるその姿。いつもバクは強く叱責することを尻込んでしまう。コムイはいつも笑顔で、悪気などない。寧ろバクを想い、慕っているからこそのことなのだ。バクにもそれは解っていた。それゆえに厳しく拒否することが出来なかった。
ただただ、バクは恥ずかしいのだ。何故人前でこんなにも愛されなければならないのか、解らなかった。このままでは心臓がもたない。毎度毎度やめろ、はなせ、とぎゃあぎゃあ騒ぎ立てるわけにもいかなかった。
しかし、先にも言った通り、心の底からそれを拒絶したい訳ではない。なんとか拒絶せずに寵愛をお断りしたかった。(寵愛…以外にどう言うんだあれは…)この矛盾した気持ちの板挟みにあい、バクはどうしたものかとため息をついたのだ。

後にも先にも、こんな事でバクを悩ませるのはきっとコムイだけだろう。なんと言えば、良いものか。彼になんと言えば解ってもらえる?元々似たタイプではないのだ。言わなければ伝わらない。けれどコムイを傷付けるような事はしたくなかった。


あぁ、なんと言ってコムイに愛情表現を和らげてもらおう。


自分がどれだけ可笑しい考え事をしているのかだなんて、バクは気が付いてはいなかった。


ほんの少しバクの口唇が緩んでいただなんて、









慎ましく愛でてください



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



(なぁ、どうしたら良いのだ?)
(………)
(フォー?)
(あのさ)
(うん)


相手をそれだけ思えるだけでも、愛してるって言えるんじゃない?









  慎ましく愛でてください:空想アリアからお借りしました。


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